「災害時における高圧ガスの供給に関する協定書」の締結について
(会員の皆様へのお知らせ並びにご協力のお願い)
時下、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。また、平素から当協会の運営にご協力賜わり誠にありがとうございます。
さて、当協会は去った5月20日(月)に沖縄県との間で「災害時における高圧ガス供給に関する協定」を締結致しました。
東日本大震災以降、各種の団体、企業等が行政との間で災害が発生した場合の協力事項をあらかじめ定めておいて、その団体又は
企業等のもつ独自性を活かした協力を行うことで社会に貢献しようという動きが多く見られております。
高圧ガスについても、現に東日本大震災において、避難所における炊き出し等を含め多くの被災現場で活用されたことはご承知
の通りです。
業界として大規模災害等の非常時において、社会の要請に応えていくことは当然のことではございますが、いざという時点におい
て何らの取り決めもない状態では、どのような形で協力してよいか分からず、結果として十分な社会貢献ができないということが考え
られますので、非常時における協力体制の構築が求められていたところでございます。
そこで、協会ではまず各部会での検討に入り、最終段階では、沖縄県の担当者にも参加していただき「災害時における高圧ガス
供給協定のあり方」について検討を重ねてまいりました。
そして、本年3月29日に実施した協会理事会において、「協会としての社会的責務を果たす上からも協定書の締結を図るべきである」
として組織決定をし、沖縄県との協定締結となりました。
今後は組織内で本協定の周知徹底を図り、会員事業所の協力をいただきながら、当協会の特殊性を活かした活動を展開し、
業界として社会に貢献してまいりたいと考えております。
特に高圧ガスの供給に関わる会員事業所(製造、販売、輸送、工事、点検等)の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
平成25年5月24日
一般社団法人沖縄県高圧ガス保安協 会
会 長 渡 口 彦 則